はじめに
こんにちは!エンジニアリング室の太田です。
DeNA では「DeNA TECH STUDIO」という、世の中の技術向上に貢献する勉強会やイベントを積極的に支援することを目的とし、エンジニアリングに関する勉強会サポートプログラムを運営しています。
2017年9月から始動し、数多くの勉強会やイベントをサポートしてきました。今回はその「DeNA TECH STUDIO」について少しお話したいと思います。
DeNA TECH STUDIO とは
アウトプットしたい技術ネタがあるけど、
- 発表するための場所がない、、、
- そもそも準備するまでの手間がかなり、、、
というようなことが億劫で、情報発信したいのにできないことはよくあると思います。
そのような課題を解決して「外にもっと発信したい!」というWILLに対して、それをより実現しやすくするための制度として開始したプログラムです。
DeNAのエンジニアが運営に関わっていることが条件とはなりますが、会場提供、事前準備・当日の運営などをワタシが所属しているエンジニアリング室がサポートをしています。
(予算の兼ね合いはありますが。。)飲食提供もサポートしています!定番はカツサンドとプチおむすびです。
コロナ前とコロナ後
コロナウイルスが蔓延する前、DeNAがまだヒカリエにあったときは、週に1-2本の勉強会がアタリマエに開催されていました。小規模開催だと10名くらい、大規模開催だと200名くらいの勉強会がありました。
ヒカリエの Seminar Room での様子(懐かしい。。)
しかしながら2019年12月初旬にコロナウイルスの脅威が広まり始め、DeNA では 2020/02/27 に開催した ゴリラ.Go #1 を最後に今まで「アタリマエ」だった勉強会の開催ができなくなり、すでに数件の勉強会開催予定はありましたが正直それどころではなくなってしまいました。
リモートワークの環境にも少しずつ慣れてきた2020年5月、オンラインでの勉強会ができないかとの相談を受け、TECH STUDIO では初となるオンライン開催勉強会、
GCPUG Tokyo Spanner Day May 2020
のサポートをすることになりました。
初めての試みだったので複数回に渡るリハを行い、試行錯誤を重ねた結果なんとか大きなトラブルなく開催でき、この勉強会を皮切りに徐々にオンライン開催が増え、ノウハウも蓄積されていきました。
オンライン開催をして感じたことは、北は北海道、南は沖縄まで、本当に全国から参加してもらえるということです。
オフラインではどうしても渋谷近郊からではないと参加しづらかった勉強会が、オンラインになるとアーカイブではなくリアルタイムで全国のエンジニアの方に届けられるんだ、ということに気付かされました。
withコロナが日常になってから
まだまだ波はありましたが、withコロナという生活が日常になってきた2022年11月、実に2年8ヶ月22日ぶりにオフライン会場も使用してのハイブリッド勉強会、
Lint Night #1
を開催しました!
渋谷スクランブルスクエアに移転
してから初めてのオフライン開催勉強会で、開催にあたっては社内のCOVID-19対策本部からたくさんのアドバイスを受け、開催当日まで “本当に開催できるのか” を徹底的に検討しての実施となりました。
運営も来場者の方々も、緊張感はありましたがやはり久しぶりのオフライン開催ということもあり、オフライン参加率90%、オンライン参加の方々も約200名と大盛況でした!!
※ ハイブリッド勉強会のしくみについては以下をご覧ください
Lint Night #1 開催後、次のとおり数々のハイブリッド勉強会を開催しました。
中にはオフライン会場のみで実施の勉強会もありました。
- potatotips #80 iOS/Android開発Tips共有会
- DeNA QA Night #4
- shibuya.apk #40 〜 2023年復活祭〜
- Android Test Night #8
- DroidKaigi.collect{ #1@Tokyo }
- WTM Tokyo - International Women’s Day 2023
- ゴリラ.vim #26 ~ 3年ぶりにオフラインやるぞー
- DeNA×STORES×ラクマ iOS Meetup!!
- CI/CD Test Night #6
- 集まれSwift好き!Swift愛好会スピンオフ WWDC23セッション要約会 @ DeNA
- QA Test Talk Vol.3
- Lint Night #2
- Ebitengine ぷちConf #1
新オフィスでの勉強会の様子
その時々で中止、延期、という判断をしながら慎重に開催をしてきましたが、それでも勉強会参加者や運営側に陽性の反応が出てしまったこともありました。
その場合は陽性がわかった段階で X(旧Twitter)での報告、濃厚接触者と思われる参加者に DM にて連絡をとる、という方法で感染拡大を少しでも減らせるための体制をとっています。
完全に感染を防ぐというのは難しいのですが、それでもやはりオフライン開催を実施するのはエンジニアの方々の開催したいという熱量が高いこと。これに尽きると思っています。
なのでできる限りの感染予防をしながら、これからも最大限サポートしていきたいと思っています。
DeNA TECH STUDIO の利用方法
ここまでお読みいただき、「DeNA TECH STUDIO、使いたい!」と思ってくださった方がいたらすごく嬉しいです!!
改めてですが、誰でも使えるの??というと1点だけ条件があります。
それは、
DeNAのエンジニアが運営に関わっていること
です!!
これまでに開催してきた勉強会の運営に携わったDeNA社員は、少なくとも1人、多いコミュニティだとありがたいことに6人のDeNA エンジニアが関わっていました。
どちらかというとクライアントサイドやテスト領域の勉強会を多く開催しているイメージはありますが、Ruby や Go、Javaといったサーバサイドのイベントもどんどん盛り上げていければと思っています。
DeNAのオフィスは渋谷駅直結なので、運営の方にも参加いただく方にもとても便利な場所にあります!終わった後の打ち上げの場所にも困らないですよ!笑
こちらの記事をお読みいただいた様々な領域のエンジニアの方、ご興味ありましたら是非DeNAのエンジニアと繋がっていただき、本制度を有効活用してください!
本記事の筆者であるワタシは勉強会の運営をサポートしているだけなのでエンジニアではありませんが、勉強会のサポートにはちょっと自信がありますし、めっちゃ楽しくやらせてもらっているので一緒に
DeNA TECH STUDIO
を利用して技術コミュニティの盛り上げてくれる方、大募集です!!
最後に
会場でエンジニアのみなさまが盛り上がっているのを肌で感じることができると、やっぱり同じ場所でワイワイできる勉強会というのはいいなぁ、としみじみ思います。
現地に来たい人、オンライン参加のほうがいい人、様々な考えがあると思うのでハイブリッド形式での勉強会はとてもいいものだと思っています。
どのような開催形式にしても、ご興味ある方はお気軽にDeNAエンジニアにコンタクトを取ってみてください!技術コミュニティを一緒に盛り上げていきましょう!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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