はじめに
こんにちは、
IT戦略部システム開発グループ
の
higashi
です。
私はVimがきっかけでDeNAを知り、そのままVimに関する活動で就活を行い、入社しました。
普段は社内システムの開発/保守をメインの業務に、週一の社内vimrc読書会に参加しています。
今回はそんな私から社内vimrc読書会の1年がどうだったのかという振り返りをさせていただければと思います。
社内vimrc読書会とは
2022年の5月ごろから開催されているDeNA Vimmerの集いです。
社内のVimmerが集まってVimに関する話題を話すのがメインで、時々脱線してVimとは関係ない話をしています。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
当時から変わったこととしては、以下が挙げられます。
- 3人以上集まる場合に開催する
- プラグイン紹介の比率が高くなった
- Vimから脱線して別のツールの話になることも出てきた
これらからわかる通り、当初よりのんびりした会になりました。
普段のvimrc読書会で話しているネタ
プラグインに関する情報共有
最近のvimrc読書会はプラグインに関する情報共有がメインになっています。
なぜこのプラグインがすごいのか、どうやって使うのかなど聞いていて勉強になる内容ばかりです。
GitのVimプラグインについて話している様子
また、開発で利用するようなプラグイン以外にも
- ゲームをするプラグイン
- 起動画面をおしゃれにするプラグイン
- みた時に少し笑ってしまうようなプラグイン
などなど、開発だけでなく、日々の生活が豊かになるようなプラグインが共有されます。
おすすめプラグインの中にnekokakさんのアイコンを回すプラグインが混ざる様子
vimrcを読む
新しい方が参加された際や、参加者の中から立候補があった時はみんなでその方のvimrcを読む会になります。
「昔は使っていたが最近は使っていなかった」という方も多く、その方が使っているプラグインの後継プラグインを紹介することもあります。
中には読んだvimrcがきっかけでVim scriptからluaに乗り換える方もいたりと、参加者のvimrcに強い影響を与えています。
luaに書き換えたuhooiさんのvimrcを読む会
アドベントカレンダー
12月、1月はアドベントカレンダーをみんなで読んでいました。
各々がお気に入りの記事を紹介し、自分のvimrcをパワーアップさせていたと感じています。
アドベントカレンダーの記事で出ていたネタをより深掘りするなど、色々な方面で楽しめました。
Neovimの色付けについて話す場面
社外向けの活動
社内でのvimrc読書会以外にも、2023年3月2日に開催されたDeNA TechConでは裏番組としてDeNA.vimというイベントを開催しました。
connpass登録は100人を超え、当日も70人以上の方に参加していただけるなど、とても盛り上がりました。
社内vimrc読書会開催初期から参加していましたが、正直社外向けに何らかのイベントを企画することになるとは思っていませんでした。
当日はマイクトラブルや進行のグダリがありましたが、なんとか無事終えることができました。
参加していただいた皆様、LTをしてくださった皆様、本当にありがとうございました。
今後やっていきたいこと
昨年度は、あまり準備をせずその場で話したいことを話すということが多かったのですが、今年度は少し準備をする形で勉強会を開催する日を作りたいと考えています。
例えば
- その月に入ったpatch内容をみんなで確認する
- プラグイン作成モブプロ
- Vim起動速度チューニング大会
などです。
また、DeNA.vimの第2回も開催したいと考えています。(オフライン/オンラインどちらになるかはわかりませんが…)
最後に
この社内vimrc読書会を通して私自身色々なことを学ばせてもらいました。
私のVimの起動時間は700msecから100msecに短縮されましたし、便利だが知らなかった機能やtipsを知ることができました。
また、参加者の中にはvimrc読書会に誘ってもらったおかげで社内での活動の幅が広がったという方もおり、Vimを通じて人の繋がりができていることが感じられます。
今年度は先述したような新たな取り組みを行いつつ、今まで通りみんなでVimを楽しめる、そんな会にしていきたいと思います。
:qa!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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