はじめに
こんにちは!2022 年の 9 月-10 月の就業型サマーインターンシップに参加した、安部 ( @chanabe1212 ) と申します。 工業系の大学で機械分野の研究をしている大学院生です。
この記事では、簡単なインターン内容、そして参加した僕だからこそわかる “DeNA らしさ” についてお話しできればと思います。 しかし完全なる僕の個人的観点ですので、あくまで参考程度に読んでいただければと思います。
インターンの内容
私が所属したのは 技術担当 常務執行役員直轄直轄の新規事業開発部 になります。 どんな部署なのかは、以下の通りです。
DeNA は既に複数のドメインでの事業展開を行っていますが、 更に色々なチャレンジをするために立ち上げる組織です。 今まで DeNA でやってこなかったドメインでの 0->1 や MVP などを高速にまわし、DeNA クオリティで実現していくチームになります。
詳しい事業内容などはお話しできませんが、開発部の中の一つの新規プロジェクトの一員として DeNA にジョインしました。 大まかな業務内容としては、新規プロジェクトのプロトタイプを作成するというものです。
そして、インターンを通じて多くのことを学びました。
技術面では、環境構築や様々なソフトウェア設計思想、クラス設計、チーム開発手法、その他細かい技術などを学ぶことができました。 個別質問をしたり勉強会に参加したりなどの知識と、実際の開発を通じた経験で身についていきました。
非技術面では、集中力の扱い方、不確実性の扱い方、価値とは何か、などの「仕事のやり方」について学ぶことができました。 私のメンターさんには、インターン期間中毎日面談をしていただいきました。その際に自分の悩みに沿ったアドバイスをメンターさんにしていただきました。おそらく、悩みがない状況でアドバイスをしていただいても、身に入っていなかったと思います。その時の課題に絡めてアドバイスを頂いたからこそ、身に染みて学ぶことができました。
このインターンは間違いなくここ数年で一番濃密な 1 か月半でした。それほどに学べたことが多く、自身の力となりました。本当にありがとうございました。
僕が知った"DeNA らしさ"とは
そして、このインターンを通じて “DeNA らしさ” を感じたことが大きく 4 つありました。それぞれ紹介させていただきます。
しかし、なんども言いますが、 あくまで僕個人の主観 です。また、 所属した部署特有 かもしれません。ご注意くださいませ。
誰に価値を届けているのかを考え続けている
シンプルですが、仕事をする上で一番大事であり、忘れがちなことです。 ですが、僕がいた部署のメンバーは誰一人もこの意識を忘れることはなかったです。
「この開発部は誰に価値を届けているのか。」「いま作っているプロダクトは誰に価値を届けているのか。」「僕自身は誰に価値を届けているのか。」
これらの意識があるからこそ自分が仕事をやっている意義が分かりますし、自分の行動一つ一つに自信が持てますし、チーム間でのコミュニケーションが円滑でした。
「それは誰に価値を届けていますか?」と口癖のように言う会社さんはいままでなかったので、 “DeNA らしさ” を感じました。
仕事を全力で楽しんでいる
みなさん「お金を稼ぐための仕事」ではなく「誰かのため、自分のためにやる仕事」をしていました。いわゆる作業をやっているわけではないのです。自分がやりたいからやっているので、(いい意味で)遊んでいるように仕事をしているように思えました。
ぼくも仕事を全力で遊んでいるようにやりたい人だったので、こんな環境がとても好きでした。 例えば、メンバーに仕事をお願いするのに、「お忙しいところすみません」「ご迷惑をおかけしてすみません」なんてワードはほぼ言わなかったです。なぜなら「ユーザーに価値を届ける」という目的は同じですし、嫌でこの仕事をみんなしていないからです。
じゃあみなさん、プライベートの時間も仕事しかしていないかというとそうではありません。 例えば退勤後にポケカで対戦しあっていたり、オンラインで麻雀を打っていたり、ご飯に行っていたりもしました。 プライベートも楽しいことがあるけど仕事も楽しい、そんな価値観がある人が多くいるのはとても魅力的に感じました。
敬意がある
言語化が難しいですが、こちらもとても感じたことです。 もちろん誰かを陥れるような発言は一切ありません。 チームメンバーのことを信頼・信用しています。 配慮が当たり前に行われ、お互いに認め合っている雰囲気がとても感じられました。 まるで昔からの友人のような。
このような雰囲気が当たり前にあるのはとてもすごいことだと思っています。ただ仕事をする仲だったらもう少し冷たい関係になってもおかしくないようなものです。しかしそうはなっていないのが DeNA さんのすごいところです。
なぜこの雰囲気が出来ているのかは解明できていませんが、DeNA らしさと感じました。
建設的でロジカル
「業務中に分からないことがあったら聞いてね。」この言葉を一番体現していました。質問をしたら、まずはさらっと返してくれる。それではわからないと言えば詳しく教えてくれる。それでもわからないと言えば講義をしてくれました。
たとえば、仕事に関して質問や提案をしたら方針やゴールが決まるまでディスカッションしてくださいました。Slack では 1 つのスレッドで 100 近くメッセージのやり取りもありました。PR でも多くのコメントとレビューをしてくださりました。 業務中の議論は、必ずロジックが通っているし、必ずネクストアクションが決まるまでの建設的なものでした。
また、僕は日頃から何かと答えのない問いに対してロジカルにディスカッションするのが好きです。 「価値とはなにか」「人間はどこにいくのか」などのような問いです。 私の大学の友人などは、ご飯を一緒に食べながら何気なくこのような話題を出してもディスカッションしてくれましたが、こんなこと好んでやってくれる人はそんなに多くないだろうと思っていました。 しかし DeNA の先輩方はお昼ご飯などに一緒にいかせていただいた時にこのような話題をしたところ、真剣に楽しくディスカッションしてくれました。
他にも、私が「僕の将来なりたいエンジニア像は〜〜なんですよね」と何気なく呟いた時にも、「それってなんで?」「安部くんはこういうところがあると思うけどそれはどう思う?」などロジカルに深ぼって分析してくださったりしました。
建設的な議論には時間コストを惜しまないですし、必ずロジカル。 そんな印象を持ちました。
さいごに
以上、主観ではありますが、私が"DeNA らしさ"として感じたものです。サマーインターンの成果報告としては少し特殊な感じになってしまいましたが、いかがだったでしょうか。新卒・中途関係なしに入社するとなったら「会社の雰囲気」は考慮する項目でしょう。その際の判断材料の一部となれればとても嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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