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2025.07.11 イベントレポート

WWDC25セッション要約会を開催しました

by Roku

#WWDC #iOS #Apple #event

こんにちは、Rokuです。 先日DeNAラウンジにて、「WWDC25セッション要約会」と「WWDC25リアルタイム視聴会」を開催しました。 今回はその内容についてレポートしたいと思います。

WWDC25セッション要約会

Swift愛好会 というSwiftに関するコミュニティと、 uhooi ( @the_uhooi )さん、くれいん( @hcrane14 )さんがコラボして毎年開催している、WWDCのRecapイベントです。2020年から開催しており、今年でなんと6回目になりました。

このイベントでは、登壇者にWWDCのセッションを5分に要約して発表してもらいます。毎年WWDCではたくさんのセッションが公開されますが、全部見るのが大変、かつ英語のみのセッションもあるので、この要約会を通じてキャッチアップしやすくするのが狙いです。

Appleの公式サイト にも、WWDCに関するコミュニティイベントとして紹介していただいています。

今年はなんと、登壇者10名、オフライン参加40名、オンライン参加99名の方に参加していただきました!

会場の様子

今回はApple社にちなんで、りんご味の飲み物をたくさん用意していただきました。参加者にもとても好評でよかったです。

いつものDeNAラウンジに芝を敷いて、リラックスしたモードで開催しました。

さすが6回目ともなると、MCのお二人もこなれた様子。登壇者の要約にコメントをしながら、時折ジョークを挟みつつ、会場を何度も沸かせていました。

内容

やはり今年のWWDCの目玉のLiquid Glassの要約から、AlarmKit、Visionフレームワーク、Metalなど計10の多岐にわたる談義が行われました。こうしてみると、OSやフレームワーク、ハードや開発ツールなど、Appleが発表する内容ってとても多いですね。毎年1年間でこれだけの量の新規開発が並行して行われていると考えると、Appleの開発領域の広さや開発力の高さを感じます。

今回は初めて、「初登壇枠」という参加枠を設けてみました。なぜなら、いつも有難いことにイベントを公開して即枠が埋まってしまうので、初登壇の方にも登壇枠を残し、気軽に登壇チャレンジをしてほしいという想いがあったからです。結果的にいつも発表してくださる方も、初めての登壇の方も、どちらも登壇していただけるいい施策になったかなと感じています。

懇親会

今年もAppleのTechnology Evangelistの方にもきていただいて、なんと参加者の質問に答えていただくことができました! セッションを見て疑問に思った点の相談に直接乗っていただける最高の機会でした。

懇親会では終始会話が絶えず、様々な情報交換が行われているようでした。こうした交流から新たな気づきが生まれることもあるので、懇親会の時間を1時間ほど取っておいてよかったです。自分も様々なエンジニアに、iOS 26対応どうする?のような意見交換ができました。

感想

たとえ今すぐ導入できない新機能であったとしても、数年後には浸透して標準になっている可能性があります。今回はいちiOSエンジニアとして、アンテナを絶やさず幅広い情報のキャッチアップができるとてもいい機会でした。参加者のみなさんにとっても、参加してよかったと思えるイベントとなれば嬉しいです。

来年もぜひ開催したいです!

通常回のSwift愛好会も2ヶ月に1回くらいのペースで開催しておりますので、興味のある方はぜひご参加ください!


WWDC25リアルタイム視聴会

時は少し遡り、WWDC25のkeynote当日、深夜のDeNAラウンジにて社員でWWDCをリアルタイムに視聴するイベントを開催しました。このリアルタイム視聴イベントも毎年開催しています。

始まるまで

keynoteは日本時間の深夜2時に開始します。終電より後に始まるため、社員は終電前に集合し、keynoteの時間まで待機する必要があります。待機中の様子を少しだけ紹介します。

keynoteはパーティ!パーティといえばピザ!ということで、みんなでピザを囲いました。ピザは毎年登場中。

LINEヤフーさん主催の Extended Tokyo というWWDC開催直前イベントも視聴しました。 おや、どこかで見た顔が…?(現地でLINEヤフーの社員さんに「WWDC25に期待することは?」という内容でインタビューを受けた私の様子が流れたそうです。笑)

現地にいる社員とFaceTime通話

keynoteが始まる直前、Apple Parkに入場した現地参加の社員とFaceTime通話を行いました。私は現地参加組だったので、会場の様子をカメラに映しつつ、散歩しながら実況を行いました。社員の中には昨年以前に参加したことがあるメンバーもいたので、「ここは今年どうなってる?」とか、「あ〜!あそこね!」と言ったコメントで盛り上がりました。自撮り棒によりスムーズに会場の様子を実況できたので、このために買っておいてよかったです。

keynote

そしていよいよkeynoteが開始。いつものTim Cook CEOの挨拶から始まり、今年のアップデートが発表されます。リアルタイムで、かつオフラインで集まって視聴すると、様々な感想や感嘆が飛び交い、ライブ感が増します。その場で意見交換もできて今年もかなり盛り上がったようです。

まとめ

DeNAは多様な部署やチームがありますが、こうやって部署の垣根をこえてiOSエンジニア同士で交流できる機会があるのはとても有難いなと感じます。今年のWWDCで発表があったたくさんのアップデートに関しても、SwiftWednesdayなどの社内iOSエンジニアコミュニティにてわいわい意見交換が行われています。

今後とも、社内コミュニティを盛り上げていきたいなと感じました!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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