こんにちは。ライブコミュニティ事業本部Pococha事業部に所属している山田健太です。
3 月 13 日、DeNA TechCon 2025 の After Event の第 5 回イベント「DeNA.rb @ TechCon 2025」を開催しました！
今回のイベントはオフライン形式で行い、多くの方々にご参加いただきました。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました！

この記事ではイベントの開催の経緯や当日の様子についてご紹介したいと思います。

今回のイベントについて

きっかけ

DeNAのRuby活用の歴史は非常に長く、社内でもRubyistが多く在籍しています。 そこで、DeNAのRubyコミュニティ史上最大のイベントを目指し、DeNA TechCon 2025 の After Eventで、イベントを企画しました。

イベント概要

イベントの構成としては、前半はLT会と後半の懇親会の2つのパートがありました。

LT会では、3人によるDeNAでのRubyに関するLT会を開催しました。

後半では、参加者や社員が自由に交流できる懇親会を実施しました。

DeNA on Rails ~Ruby on Rails を通してみる DeNAの魅力紹介~

はじめにDeNAでのRuby on Railsの活用事例について ゲームサービス事業本部の越智さんに紹介をしていただきました！

幅広いDeNAの事業の中で、ゲームやライブストリーミングなど多くの部署でRubyは使われています！

現場で学ぶPocochaの技術：新卒エンジニアがサーバーサイドを探る

次に、ライブコミュニティ事業本部Pococha事業部のFY24新卒エンジニアの加藤さんから、Pocochaの技術構成や設計などを紹介しました。

PocochaではRuby on Railsが使われており、高トラフィックに耐えられる仕組みや設計、アイテムを投げた際のリアルタイム通信などを紹介しました。

PocochaのFY24新卒エンジニア4人で執筆した同内容のブログを、DeNAのTech Blogにも投稿しておりますので内容が気になる方はぜひご覧ください！

Ruby をアップデートしたらスケジューラのバグを踏んだ

次に、ゲームサービス事業本部の三軒家さんよりスケジューラのバグについてのLTを行いました。

テストのコードが原因と思いきや、実はRuby側にも問題があることがわかった経緯について紹介していただきました！

資料も公開されていますのでぜひご覧ください！

Push型デプロイへの回帰 -2.7GBのRailsアプリを2秒で同期-

最後に、ゲームサービス事業本部の越智さんよりRailsアプリの高速デプロイを実現する方法についてLTをしていただきました。

アプリケーションのサイズが大きいものに対してどのように高速なデプロイを実現するかなどさまざまな手法を説明しています。

60ページを超える大作です！デプロイの歴史や高速デプロイに興味がある方はぜひご覧ください！

懇親会の様子

懇親会では、参加者同士やDeNA社員との交流が行われました。

今回お弁当が豪華で出前寿司や焼肉弁当などを用意し、非常に好評でした。

テーブルごとに分かれ、LTに関する質問やそれぞれの知見や経験の交換が行われました。

ノベルティとして、DeNAオリジナルプリングルスとハイチュウを制作しました！

感想

今回、DeNAのRubyコミュニティ史上最大級のイベントを目指し開催しました。

対面でのオフラインのイベントならではの盛り上がりがあり、Rubyistたちの深い交流の力を感じられたイベントでした。 参加者同士の偶然に出会いや新たなつながりが生まれたことは、このイベントの大きな成果と言えるかと思います。 こうしたコミュニティが盛り上がる広がる場づくりを今後もしていきたいと思いました！

TechCon 2025 Lightning Talks の紹介

このイベントに関連して、先日行なった DeNA Tech Community Lightning Talks のアーカイブ動画も是非ご覧ください。 Rubyで、ソースコードと実行結果が同じになるプログラムであるQuineを書いてみたというテーマのLTです！

DeNA Tech Community Lightning Talks

NEXT イベント！！

さらに、今週金曜日（3 月 21 日）は DeNA.vim @ TechCon 2025 が実施されます！
興味のある方はぜひご参加ください！

さいごに

多くの関係者や参加してくださった皆さまのご協力のおかげで、無事にイベントを開催できました。 準備や運営に携わってくださった皆さまにも心より感謝申し上げます。

そして、ご参加いただいたRubyistの皆さま、本当にありがとうございました！