どうも、DeNA の CTO 小林(@nekokak) です。
今回は先日リリースした、 DeNA テクノロジーレポート「セキュリティ編」 について書きます。
DeNA はゲーム・スポーツ・ヘルスケア・オートモーティブ・ライブストリーミングなど様々な領域での事業展開を行っていますが、 安心安全にサービスを提供し、多くのユーザに Delight を届けるのに、それを支える技術や体制、取り組みがあります。
世の中では DX が叫ばれ、IT 全盛のこの時代、至るところで IT 技術が活用され、 生産性の向上・新しい価値の創出が行われていっています。
ただ、そういった取り組みも安心安全に利用出来てこそ、真の価値を発揮します。例えば、サービスに脆弱性が多数あったり、自分の情報がどう扱われているかわからなかったり、情報漏えいの可能性が高いサービスに、自分の大切な情報を預けたいとは誰も思わないでしょう。
また『サービス自体はとてもおもしろいんだけど、よくサイトが落ちて楽しみが半減しちゃう』だったり、『問題があった時に問い合わせをしても、全然返事が来ない』だったり、そうならないようにするのがサービスの当たり前の品質ではあるんですが、その当たり前を、当たり前たらしめるには相応の努力や工夫が必要です。
DeNA ではその「当たり前品質」を常に届ける為に、数多くの取り組みをしていますが、今まであまりお伝えできていませんでした。 このテクノロジーレポートでは、これまでお伝え出来ていなかったことを含め、DeNA での取り組みをどんどん紹介していきます。
テクノロジーレポート「セキュリティ編」
DeNA では2014年4月からセキュリティ部という専門の部門を作り、 情報収集・業界団体との連携・ポリシー作成・サービスの脆弱性診断などを行ってきました。 事業会社でここまでの規模を内製化している企業はそんなに多くは無いのではないでしょうか?
DeNA がセキュリティに関わる業務を内製化している理由としては、 変化の激しい IT 業界、多角化する事業という環境に即時対応し、より事業をドライブさせるためです。
「セキュリティ編」では網羅的に DeNA のセキュリティに関する取り組みを記載するようにしました。
少しでも DeNA の取り組みを知っていただき、何かの参考になればと思いますし、引き続き DeNA は業界団体や多くの皆さんと連携し、日本のセキュリティレベル向上に貢献したいと考えております。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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