先日、DeNA と PLAID さん、 Google Cloud さんの3社のメンバーが集まり、GCP の活用について交流会を実施しました。どのような交流会だったか、こちらの記事でご紹介します。
PLAID さん、 DeNA の特徴、GCPの活用状況について紹介
PLAID からは CTO 牧野さんが、 DeNA からはゲーム・エンターテインメント事業本部ゲーム事業部Publish統括部共通基盤部 部長の菅原賢太が、各社のサービスについての紹介や、どのように GCP を活用しているかの紹介を行うところからスタートしました。
こちらでは DeNA の菅原が話した内容を一部抜粋してご紹介します。
DeNA は 2013年8月から GAE Java を Mobage West で利用するところからスタートしており、当時は GAE の AutoScale を活用し、安定稼働に役立てていました。
またその後、GAE だけでなく、フルマネージドなシステムを構築しようと GCP を利用し始めました。その活用について、Google さんにもご支持いただき、2014年の GCP Live で DeNAをご紹介いただいたこともあります。
2016年秋には AndApp という スマホとPCどちらでも遊べるゲームを提供しはじめたのですが、そちらで GAE Go を活用し始めました。
最近では Google Cloud Next ‘19 in SF で AI 系の発表も行っており、様々な事業、様々な技術領域で Google Cloud を使い倒すようにしています。
今回の交流会では DeNA から 10名のエンジニアが参加しています。参加するエンジニアについては、多様性を重視し、様々な技術担当の人に来てもらい、ポートフォリオを揃えました。
Google Cloud 白川さんのトーク
3社のメンバーによる交流会
会場は PLAID さんに準備いただき、DeNA と PLAID さんのそれぞれから参加したエンジニアが「コンテナ&アプリケーションまわり」、「インフラまわり」、「データまわり」とトピックを分けて懇親、交流会を実施しました。
各エンジニアが興味ある技術領域について意見交換していましたが、その中で DeNA のエンジニアが話していた内容を一部抜粋してご紹介します
DeNA での GCP の活用状況
- DeNA ではいろんな部署ごと、プロジェクトごとにそれぞれ GCP を活用している
- インフラチームが横断的に見るが、自分たちだけでやっているプロジェクトもある
- サービス開発側で自由にできるからクラウドをつかっているところもある
- 新規サービスでは、アプリケーションエンジニアがまるっとつくるからGAEを使うというところも多い
- GCPの学習にコードラボを利用している
BigQuery の便利な利用方法
- BigQuery が、使い方次第でかなり安く利用できる
- データ入れるだけで触らなければ
- 走査するとお金かかるけど。。。
- パーティションをつけておいて、キーも設定してあとで見れるようにしてる
- サービスの特性上、とりあえずデータ保存しておかないといけないものに便利
おわりに
今回、PLAID さん、 Google Cloud さんにご協力いただき、非常に有意義な情報交換会を実現させていただきました。この場を借りてお礼申し上げます。
DeNA は、今後も Google Cloud をはじめとした様々な技術を使い倒しつつ、その過程で得た知見を外部発信することで、技術コミュニティに貢献していきたいと思っています。引き続きどうぞよろしくお願いします!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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